珍しく真面目なタイトルです。

前回のお雛様のエピソードから思い出したこと

を書きます。

 

約40年ほど前、夫の仕事の都合でアメリカの

ノースカロライナ州ダーラムで10ヶ月ほど生活を

した経験があります。

夫の突然の「アメリカに家族で行くぞ。」

と言う言葉にビックリしました。夫は、仕事で何回か

渡米したことが有りましたが私は全くの未経験。

そのころの私は、5歳と3歳の子育て中の専業主婦でした。

英語も全く話せない私は、アメリカなどに行く気はさらさら有りません。

トーゼン「一人で行ったら」と冷たい返事。

因みに私の英語力は、「高校受験で英語で落ちる」。と言われたほど酷いです😂

それでも夫に説得れていざアメリカへ。

肝心の英語は、行く前に英語塾でマンツーマンの授業を受けましたが

余り身に付かず結局は現地で生活してから少しづつ話せるようになりました。

習うより慣れろ ですね。

 

その時に強く感じたのが自分は、沖縄や日本の文化・歴史についてほとんど

知らないと言う事です。

日本の人口はどれくらい? 着物持っている? 茶道の歴史は?

折り紙で作ったお雛様がありましたので

お雛様の事も聞かれました。

今ではネットですぐに調べられますが当時はそうは行きません。

質問されることに全く答えられない自分がとても情けなかった

のを今でもよく覚えています。

お客様を招待しても何を準備したらよいかも分からず

沖縄独自のサーターアンダギーや美味しいソーメンチャンプルーの作り方を

国際電話で母から習いながら作りました。

沖縄に居る時にもっとちゃんと習えば良かった。と後悔しました。

サーターアンダギーとソーメンチャンプルーは、他の日本料理と違う

と人気がありましたよ。

 

県外や海外に出て自分の住んでいる地域の良い面悪い面が良くわかります。

自分の生まれ育った国や地域をもっと良く知り大切に継承しなければいけませんね。

結論からしますと無理やりでも自分の人生の転機になったアメリカでの生活は

私の人生の大きな転機になりました。

古い思い出ですがアメリカでの生活も色々ありましたが続きは次回にしますね。💛

 

今回のお花は、ヒメキランソウです。

職員駐車場からジムに行く途中で道端に咲いて可愛くて思わずパチリ

毎日見ているとだんだんと増えていて沖縄でも

春の訪れを感じます。